瓶花/木苺、鶏頭、コスモス
瓶花 横成体 向う留/木苺、鶏頭、コスモス
鶏頭は、深紅のオバケケイトウ。たしかにデカくて、ちょっとグロテスク。
手元に来てから生けるまで少し時間が経ってしまったので、重い頭を支えることができず、低めに生けた。
こういう鶏頭は、花を習いはじめてからよさがわかった。でもやっぱりハロウィン向きな感じがしないでもない。
暮らしの花/バラ、サツマスギ
暮らしの花/バラ、サツマスギ
嵯峨御流の花型から離れて、そのときどきにあるものを気軽に生けたものを「暮らしの花」とよぶことにした。
これでまでは「なげいれ」とよんでたけれど、これはじつは「瓶花」の別の呼び方。「なげいれ」というと川瀬敏郎氏に代表されるような作品をイメージしていたから、「なげいれ」と「瓶花」をあえて別物として、このタイトルをつけていた。でもそれでは系譜が混乱するなあと思いながら。
休日に、そのために買ってきた材料でつくるような豪華なものではない。きのうの続き、そしてあしたに続く、そんなその日の冷蔵庫にあるものでつくる、何てよんだらいいかわからないけれど食べ飽きない日々の家の料理のようなものとして、とりあえずは「暮らしの花」とよんでいこうと思う。
なげいれ/ススキ、リンドウなど
なげいれ/ススキ、リンドウ、キキョウ、みしまさいこ、小菊、ケイトウ
ススキの穂が開いてしまったので、錦生けは仕立て直した。